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第5回 2010年1月14日(木)開催

ゲストプレゼンテーター紹介

社会起業家
竹田 勝幸
(たけだ かつゆき)
農業生産法人 丹波村株式会社 村人
1989年同志社大学文学部卒業、広告代理店を経て2004年より現職。「60歳で定年し何かをしようと思っても気力・体力・寿命力にも?40歳なら10年で基盤を創り、後は余裕を持って仕事が出来る。」という40歳定年説を実践中。農業で人を創り生活を創る事業化プロジェクトを丹波村株式会社で実現を目指す傍ら、お茶屋。花街の改革と事業開発業務として株式会社たけもとの運営にも関わる。
山根 弘照
IT起業家
山根 弘照
(やまね ひろあき)
株式会社スポットライト 代表取締役
1970年京丹後市生まれ。トヨタ学園卒。トヨタ自動車を経て、個人事業主として、OMRON、SHARPなどでの開発や、ソニーのAIBOのフラッシュファイルシステムの開発、Javaチップ開発への参加等、最先端の組み込み開発を行う。株式会社ソケッツのCTOとして約3年間、携帯電話コンテンツの開発、運用に携わり、企画・設計・開発したアプリケーションが2003年、2005年のBREWAwardsを受賞。同社退職後、立命館大学自然言語処理研究室の客員研究員として、次世代検索概念の研究を始める。

レポート

今回の社会起業家のプレゼンターは竹田勝幸さんです。
広告業界へお勤めだったところ、40歳をひとつの分岐点と考えられ、会社を退職。
水と空気がおいしい京丹波で農業法人の方との出会いから農業の道へ。
農業される方々の課題である販売・広告をご自身のご経験から、実践される傍ら、農作業がご負担になったお年寄りの畑を引き受け、地域の活性化にも取り組まれています。そんな中での利益を得る為のご苦労や、対面販売での消費者から聞かれた嬉しいお話などをして下さいました。
IT起業家の山根弘照さんは、もともとエンジニアということでシステムの開発をされては企業に提供されるという形で会社を順調に成長させてこられた反面、ご自身の出身地である京丹後市には仕事がない、若者がいないと元気のない町に心を痛められ、ITを使って大都市からの距離を埋められないか、若者の仕事を作り出せないかと京丹後市へのコンサルティングを提供され、インターネットが普及していない地域へのインターネット産業の認識からはじめる為のご苦労話や、高校の講師となって若い世代への働きかけの方法をお話くださいました。
今回のお二人の講演の後の座談会では、山根さんも農業に関心をもたれているという事で、竹田さんへの質問も飛び出し、ゲスト同士がつながり、また参加していた学生も京丹後市出身でお互いのニーズが出会ったりと活発で有意義な座談会となりました。
太陽が昇る時、畑から水蒸気が上がる幻想的な風景を見たと感動的にお話してくださった竹田さんです。
ご自身のことを「自由人」とおっしゃっていた山根さんです。
ここに介してそれぞれの方のネットワークが広がる事は事務局としては大変嬉しい思いです。
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