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第7回 2010年12月14日(火)開催

ゲストプレゼンテーター紹介

高 亜希
社会起業家
高 亜希
(こう あき)
NPO法人ノーベル 代表

http://nponobel.jp/
大阪生まれ大阪育ち。関西学院大学商学部卒業、JTB・リクルートHRマーケティングにて営業に従事したのち、韓国へ留学。

留学中に同僚や友達がどんどん会社を辞めていくことに疑問を持ち『病児保育』という言葉に出会う。『子どもはよく熱を出す・熱を出したら保育園に預けられない』という事実を知り、衝撃を受けると同時に病児保育の必要性を感じ、NPO法人フローレンスにて病児

保育ノウハウを学ぶ。2009年4月より大阪に戻り、立ち上げ準備に入り、2010年2月より大阪で病児保育事業を開始。子供を産んでも働き続けられる社会を目指して活動を進めている。

大阪市男女共同参画審議会委員も兼務。
鈴木 智博
IT起業家
鈴木 智博
(すずき ともひろ)
戦国魂プロジェクト

http://www.sengokudama.com/
■戦国魂 鈴木智博プロフィール

1974年8月19日生まれ 寅年獅子座のA型

京都府木津川市山城町に生まれる。

2000年Web制作会社ベルウッドコンテンツを立ち上げ

2003年Web制作会社ベルウッドクリエイツ法人化。

2004年総務省IT活用100選、近畿経済産業省IT百撰優秀企業賞受賞。

2005年戦国魂プロジェクトを立ち上げる。

■戦国魂プロジェクトとは

日本がかつて最も動乱に満ちた戦国時代にあって、燦然と輝く武将達の生き様(魂)を現代の地域活性化に活用し、群雄割拠した戦国時代のごとくオンリーワンのまちづくりを推進すべく立ち上げた企画集団。従来の地域活性化には無い異業種間のコラボレーションや独創的な提案で、近年の戦国ブームを牽引し、歴史コンサルティング分野では抜群の知名度を誇っている。現在全国で11ヶ所の「武将まちづくり」や「ものづくりプロジェクト」を進行し、地域活性化に貢献している。

また、公式サイト「戦国魂」は月間55万pvを誇る人気サイトであり、ものづくりで作られた「戦国グッズ」は約550アイテムと日本一、全国の戦国ファンから熱烈な支持を受けている。TV、雑誌などメディアにも数多く登場し、映画やゲームの監修、コンテンツビジネスなど多方面に進出。

2010年度は「歴探」事業により、歴史観光向けASPサービスを開始する。

レポート

大阪で病児保育の仕組み作りをされている高亜季さんからのお話で
病児保育がどれだけ足りていないかの現状の話に参加者は数値を聞いて
改めてその切実さに驚いていました。
だからこそ、ノーベルの活動は社会に必要であり、
社会の問題は必ず解決できるものという高さんの強い信念の下、
賛同されるたくさんの方々を巻き込んで、女性が子供を産んでも働き続けられる社会、
つまり人と人が助けあう仕組みを作りたいとお話いただきました。
病児保育から社会変革の連鎖を引き起こしたい、活動をメディア発信する事で、
誰かに色んな事を感じてもらいアクションを起こして欲しいと仰っていました。
 
ITをうまく活用しながら戦国魂PJを展開されている鈴木さんは、
今の世に忘れがちな、歴史の大切さをじっくり話してくださいました。
日本に深い歴史があることの強みとそれらを学ぶ事の大切さ、
また、地域それぞれに実在した歴史のヒーローを活用した地域活性の
様々な取り組みに奔走されていることをご紹介くださいました。
実は知らなかった歴史の色々に参加した皆さんからは「へぇ~」という驚きの声が幾度となく聞かれました。
 
座談会にては、今の事業を起こされるまでのご苦労のお話から、
鈴木さんが師匠とされている方についてお話をいただき、
参加者からは興味津々と質問が集中していました。
師と仰ぐ人のお話に盛り上がり、
高さんはご自身の活動に母体となる団体があったからだと仰っていましたが、
強い「志」というものがあったからこそそのタイミングで導かれたのだと、
鈴木さんのお話の中にでてきた人の「天命」だということに参加者一同深く納得していました。
鈴木さんの歴史秘話は大変面白く、時間が足りない思いをしました。
    
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