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第4回 2010年9月27日(月)開催

ゲストプレゼンテーター紹介

松浦 真
社会起業家
松浦 真
(まつうら まこと)
NPO法人こども盆栽 (通称:cobon) 代表理事

http://cobon.jp/
1981年生まれ。大阪市立大学文学部Ⅱ部卒業

大学在学中に、天神橋筋商店街の調査・研究を行う中で、「ほんまもんのまちづくり」を学ぶ。2年間の社会人生活を経てNPO法人ETIC.CPアカデミーに参加。2007年5月に子ども達400名を集めるまちづくり体験イベント「ミニ大阪2007」を開催。その後、NPO法人こども盆栽設立。現在は、大阪府内の小中高校生5000名にキャリア教育授業を実施中。子どもと大人が共に参加できる体験型キャリア教育プログラムを関西圏に広げるべく活動中。1児の父親。
王本 智久
IT起業家
王本 智久
(おうもと ともひさ)
株式会社金の鍵 代表取締役

http://www.kin-kagi.com/
1980年生まれ。滋賀県彦根市出身、福井高専中退、立命館大・院卒(理工)。現在、株式会社金の鍵・代表取締役。主な仕事はネットビジネスの立ち上げ、集客コンサルタントなど。元ビジネスプランコンテスト賞金荒らし。賞金を元手に大学院1回生で起業。自慢は超優秀な人脈。特技は発明、企画。立命館大学非常勤講師、各地でセミナー講師多数活動。一度見たら忘れられない顔。座右の銘は「おもしろおかしく」「思う一念岩をも通す」

レポート

こども盆栽のモチーフになっているカエルのキャラクターのシャツを着ていらした松浦さんは、
大阪の小学校で授業をされてからさいりん館に駆けつけてくださいました。
松浦さんは「仕事ってなんだろう?何で働くのか」そんな疑問を抱えて大きくなられたそうです。
最近の子供達の意識調査からは未来を諦める傾向がうかがえるそうです。
『仕事は社会をよくする為にある。自分が関わってる仕事のひとつひとつが社会を作り出す。』という事を
子供達に伝えたいという思いから、子供が世の中を変えていく社会をつくりたいと仰る松浦さん。
こども盆栽が展開する、こどもまち事業・仕事学び事業・企業へのワークショップなどを通じて
自然に子供達が地域の課題に取り組み、子供達の考えるまちづくりや、
子供達が考える発想やアクションを大人が支えていけるようになることが理想だと語ってくださいました。
 
ネットビジネスプロデューサでおられる王本さんは短時間でコストをかけずに物を売れるシステム作りを
目指されています。思いつくものはすべてネットで販売したというビジネスのお話や、
大学で初めてベンチャー企業を起こされた先生の研究室に入られ、
研究室での研究とご実家のお商売で使われている技術を融合したビジネスを考えられ、
ビジネスプランコンテストで得た賞金を元手に会社を立ち上げられました。
たくさんの方に応援をいただいおかげで、今があると仰られる王本さん、
幸せとは何なのかと考えたとき、行き着いたのが『自己実現』であり、
自分とは何なのか、何のために生まれてきたのかをみつけて
それを何らかの形で世の中に戻す事ができるための会社でありたいと言われました。
会社の位置づけとしては皆が幸せになる為のツールのひとつであればと。
そして、たくさんの人を感動させられる仕事がしたいとお話して下さいました。
 
切り口は違えども、お二人のお話の到達点が「会社とは」「働くとは」という形で繋がった会になりました。
   
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